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フェーズ24. 帰化作業中、途中経過

    車検に向けて点検作業のA.T.L.J.社から、途中経過の連絡があった。           「車庫証明に掲載される車名や型式、寸法については予備検査の申請に使われるもの   と同じでなければなりません。ちなみに車名はアルファロメオになると思います。   寸法に関しては予備検査証に記載されるサイズを下回ると登録ができません。   検査場でメジャーを使って計るんですよ。   ・・・(中略)   田仲様の車は明日通関です。同日中に引取をし、外装のキズチェックを行います。   今後の予定です。排ガス検査は3日かかります。検査終了後レポートが到着します。  2日で書類を作成し、陸運局に予備検査の予約を入れます。   その間にヘッドライト交換などの保安基準への適合作業をします。   約1週間後に予備検査の許可がでますので、予備検査を行い出荷です。   (日数はすべて土日祝日を除きます)   というわけで排ガス検査の日程が決まれば、だいたいの出来上がり日程はみえて   くると思います。決まりましたらご連絡します。」     様々な、パスの中で、特に排ガス検査が難関である。これって、一種の輸入障壁   じゃないかと思うし、もし検査で差し戻しになって、排ガス対策機材を装着となると   かなりの高額出費になる。現在の欧州規制、排ガス基準だと、日本でも通りやすいと   聞いてますが、尚、アメリカとは相互協定がありお互いに排ガス検査は省略出来る制度   となっている。とにかく、この検査の受験費用だけで、点検全体の大半を占めている。   でも、フミアさんはイタリア本国トリノで受けた排ガス検査の検査証を丁寧に保管して   あって、この書類が届いていたので、それはA.T.L.J.社のは検査時に提出するらしい。   担当女史の話では、「これがあると大分違います。排ガス検査を通しやすくなります」   と。さすがフミアさん、保管しておいてもらって助かったです。  

■つづく、次章へ

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