【  Gtv naturalizzata in Giappone 】

フェーズ10. GTV譲渡

    さて、11月月になり車検、整備の依頼先が決まり、そこ頃から具体的な、 手続き準備が始まったが、まず整備依頼先のA.T.L.J.社から依頼発注の 通知について説明で、作業による成果物のリストが来た。つまり、同社 が整備作業に必要で用意してくれた文書である。中に、譲渡書があった。 これは、同社から新名義人である僕への譲渡証明である。ということは、 一旦は、YuGTVは同社の名義、所有物になる。手順説明をよく読むと、 確かに陸揚げ直後に、僕から同社へ譲る譲渡書も必要とされている。  そうしないと整備手続きが順調に行かないのである。素人の僕としては 怖いものである、一旦は別人の手の中に行ってしまうのだから。    もしも、会社倒産、持ち逃げ等あったらどうなる。以前に知合いが、  地元の小さな輸入業者にGTVの注文、輸入を頼んだが、前金で300万円入 れる条件だったらしい。(その輸入業者には運転資金がないらしい)  前金納めた後は現物を見るまでかなり不安な日々だったとか。他、会社 の同僚は中古屋でアメ車を買ったが、名義変更の途中で業者は店から居 なくなった。(夜逃げ?) 物とイグニッション・キーは既に手中に  あったから乗れたが、名義は中古屋のままなので、買い換えできずに苦 労していた。(税金は誰に督促きたんだろう?)           なんて、小心者の僕はやはり不安抱いたが、、、 この大事業は総ての 人々を信用しないと成り立たないと悟った。売ってくれる方は信用して ますが、そこからの陸送会社、搬出業者、海上輸送社、陸揚げ業者、整 備業者、国内陸送社等・・・僕のGTVはあらゆる人の手に乗ってくる。 勿論、信用できるのだが、総て初対面であり、疑い始めるとキリがない。 こんなところが、個人輸入のリスクであり不安なのであろう。それで、 エイッとばかりに運を天に任せて、思いきりよく始めるしかない。  

■つづく、次章へ

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