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フェーズ9. 見積選定

    車検を通すと云う事は、予備検という法的対応作業でやる事は決まってしまう。 今回は前例がないエンジンという点特別であるが、車両型式等は実績あるので  予備検作業はきまりきった内容となる。どこのメカ屋に頼んでも同じであろう。 そこで、自分の仕事(システム設計業)の経験から、見積精度にて決める事にした。 精度とは、緻密に有効数字桁が設けられているか等ということでなくて、どれだ け確実性、実現性、ローリスクであるかという視点である。見積書にあることだ けである程度は、それら要素が読み取れる。                 結論から云うと、様々見積いただいた中から、A.T.L.J.社を選定した。     A.T.L.J.社は、LanciaYのインポーターである。               <A.T.L.J.社前にてLanciaY納車日。写真右下はシャンペン> 実は、こちらの社長南原氏とは、お会いした事があった。           1999年のLancia-YオーナーMtg.の時に会っている。そして、その翌年に偶然に  目黒の駅前交差点でバッタリ遭遇した。両者、横断歩道上で、         「どこかでお会いしてますよね」と、赤信号になっても二人で首をかしげていた。 クラクションに叱られながら歩道に戻り、少々立ち話をしてその時は別れた。  で、Gtv輸入の依頼メールに南原氏と僕のツーショット写真を添付しながら、 輸入に尽力戴きたいと送信した。すぐにレスポンスがあり、営業マンをアサイン して対応開始してくれた。                         翌日には、見積書が返信されて来た。担当営業のN野氏の見積提案の説明も的確 で不案のない輸入シナリオとなっている。それで、この会社にした。      選定理由はもうひとつ。後日にその営業マンN野氏にお会いして打合せしたが、 その際の僕からの問合せにキッパリと答えてくれた。             問「この見積で行けますか?。作業始めてから追加費用等発生しないですか?    他の業者さんでは実車みて見ないと解らないってとかグレーな部分がありま   すがその点大丈夫ですか?」。この不安に対する返答は、         答「この提示価格でやらせて頂きます。この金額でいけると見込んで提案してい   ます。むしろ、この金額でやってみせる気持ちです」、          とキッパリ云ってくれた。さすがぁ。これで、決まり。ここまで云って戴ければ たとえ後で追加があっても、不満にならない気持ちになる。          そうこうしていると、既に11月にさしかかっている。            「簡単に日本に入って、10月や11月には日本を走っているよ」なんて気楽な事を 云ってたのは誰だ? それを鵜呑みしてたのは誰だ?・・・ それ、僕だ、、、 やっとここに来て、個人輸入が大変な事と気が付き始めた僕でした。      やれやれ、、、しかし、実はまだ序の口。                 

■つづく、次章へ

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