ご存知の様にキーには、盗難防止目的でのイモビ・セキュリティー・システムが
装備されていて、それの認証登録しないと使えません。
キーの回しても、セルは回るがエンジンはかからない状態で防犯となっている。

この認証操作の手順は、昔A.T.社で文書化されてました。小生へよくこの手順の
質問がメールで来てますので、下記に記述します。


用意するもの、

●マスターキー（茶色のキー、１本）
  クルマに必ず付いてきます。Ｙをセコハンで購入する場合は忘れず添付確認する事。
●ユーザキー（黒色キー、普段使うもの複数）
もしも、新たにスペアキーを購入して、それも登録したい場合は、
上記ユーザキーに混ぜて行えば良い。


手順：

１．マスターキーを挿し込み、イグニッションSW（以下、IGと呼称）をONの
位置にする。そのままで、インストルメントパネル内のコードマーク・ランプ
（鍵の印の警告ランプ、以下LAMPと略す）が消えたらSTOP位置に戻す。
すぐに、マスターキーを抜いて、、、

２．10秒以内にユーザキーをIGに挿し込んで、ON位置にする。
LAMPが消えるので、STOP位置に戻す。そして、ユーザキー抜く。

３．残りのユーザキーに関して、上記２．操作を同じく繰り返す。

４．最後に、認証操作終了手順として、
マスターキーを挿し込み、イグニッションSWをONの位置にする。
そのままで、インストルメントパネル内のコードマーク・ランプ
が消えたらSTOP位置に戻す。すぐに、マスターキーを抜く。

確認法：
ユーザキーをIGに挿し込んで、ON位置にして7秒いないに、LAMPが
消えたらOKです。消えずに点灯したり、点滅ならば、前記認証手順が
失敗してます。


ちなみに、AlfaRomeoだろうが、FIATであろうが、キーベースが同じ
ならば、イモビ機構は同じですので上記操作でLanciaにも使う事が出来ます。
どうですか、赤いLanciaのキーなんて！