やったのは、まずはCitroen-AXの方です。 知り合いの、Citroenにまずアーシングを執刀しました。 梅雨明けの炎天下で、しかも走行直後の灼熱エンジンルームに没頭しての作業です。 なんでこんな3K作業するんでしょう、馬鹿ですね。 世間でのアーシングって、 どこまでやるのか知りませんが、やったのは単なる、コード交換だけでした。 セルモーター付近への1本と、ボディー・アース点への1本の、計2本の交換と、 ボディー・アースを1本増設しました。 計、3本です。 エンジンルームで青いコードが艶かしく横たわってます。 そのAXにおいては 効果は、明確でした。 まず、エキゾースト排気音が劇的に減少して、交換前 比較上静かになりました。 同時に、回転、吹き上がりが滑らかになりました。 加速トルクは変わらないでしょうが、滑らかになった分ストレスがないので、 加速は若干Upです。 それと、低回転時のスナッチが減少しました。 例えとして 強いて言えば、「接点式点火からフルトラ制御に換えた」ような違いがありました。 定説では、ボロい車ほど成果あるといいますが、7年もの6万KmのAXではその説を 裏付けてました。 特に、AXではオリジナルのボディーアースのケーブルコードが、 不安になるほど細かったので、交換だけで違うでしょう。 そして、実はAXにアーシングした際のコードに余りがあり、2本残ってしまいました。 この2本を試しに(遊び半分に、ダメモトで)Yに配線してみました。 動脈硬化対応のバイパス血管手術ですね。 バッテリー負極に2本つなぎ、コード反対側 は、ミッションカバーと、ボディー接地点としてエアコン取りつけ金具です。つまり、 1) バッテリー負極←→ミッションカバー 2) バッテリー負極←→エアコン取りつけ金具 の2本です。 1)は既存配線されてましたので、並行させて新旧2本並行になりました。 下記写真は、ミッション下から見た角度の画像 結果は、”絶大”まではいきませんが、強いて例えれば、50W−5のオイルを、 30W−10ぐらいの緩いオイルに交換した違いがあり、スムーズさ向上です。 アイドリングも若干安定。 セルのかかりも良くなりました。余りもんコードなのに、 収穫大です。 ●実は、ここ数ヶ月、セルを回しても、キュルルルゥーでなくて、時折 キュルッキュルって不安で力弱い起動回転があり心配してました。 もちろんバッテリーが一番疑わしいのですが、まず周辺の、関係する接点、コード、 回路、そして接地配線と思ってアーシングの簡易版をやってみました。 世間で言うアーシングってよく知らないのですが、”アーシング”と言っても、 陽極側の配線増設、改善も必要なんでしょうね。 Yの陽極側は、自分ではちょっと やりにくそうなので、今は躊躇してます、けど。 でも、アーシングって、”安心具”なんですね。