【  Y 日記 】

2001-11-25  いっきに30世紀のタイヤ (2000→3000)

    タイヤ交換しました。 そもそも、約四万キロ走っていて、 ・ まだ表出してないがスリップラインが顔を出しそうなとこまで磨耗してきた。 ・ これからの季節にみぞれや粉雪があり溝の浅いタイヤでは不安な候になる。 ・ で、とどめに昨日はサーキットランしてトレッドを削って、接地面積が激減してる。 ということで、実は1週間以前に、カーショップにタイヤの入庫を手配しておいた のである。 で、タイヤの選定はまず欧米のタイヤがいい、私個人の思い込みで。 実は磨耗性と ウェット重視で欧米タイヤが好きである。 で、伊・仏・独で選定するなら、 ・ピレッリ ・ビバンダム君 ・コンチネンタル となるが、硬さでいけば、硬→コンチ→ピレッリ→段腹ビバンダム→軟 の順になる。 ウェット性能では、たぶん同程度である。 経年変化の点でいけばピレッリ不利であるが、 前期 1999-12-12 で体験したように、パニック時のブレーキでの恩を思い出すと やはりピレッリ!ということで、ピレッリに決定。 で、P6000とか7000店という選択肢もあるがLSの165-65/14というサイズはそのクラス ではラインアップされてない。 で飽きてはいるが、今と同じ P2000を注文しているとき に念のため、もいちどカタログを見ると、P3000っていうのがあった。 値段を聞いたら、ピッタリ2000と同じである(7000円弱)。 確か覚えでは、3000は ピレッリの新世代プロダクトである。 で、急遽3000に変更した。 ・・・ ・・ ・ で、1週間後に店に行くと3000は入っていた。 黄色い帽子の南柏店でスタッフは手馴れた手ツキで交換作業を終えた。 変わったクルマに、値引きでタイヤを決める一般客とは違う変わった客を へんな目つきで見送るスタッフを後に、店から家に向かう。 その瞬間に、新品である以上に以前(2000)より硬い印象を感じた。 以下に、P3000の所感です。 ●硬い。 と言っても、コンチネンタル程に硬くない。 ミシュラン(の同クラス) 程に軟らかくなくて、P2000より更に硬い。 ショックを取り換えた程の違いが 2000と比してある。 もちろん、コーナーでの剛性への寄与は大きいだろう。 ●タイヤ・ノイズは(2000より)少し大きくなった。 これは、トレッド・パターン のせいであろう。 パターンが2000より明らかに大きいのである。 と言うより 2000ではパターンに刻まれていた細かいサイプ(細プ)がないので、 結果大きいパターンになっていて、ノイズになっている。 ●デザインは刷新されている。 サイドウオールは2000とあまり変わり無いが、 トレッドは最近風である。 曲線的なサイプでブロック化されたトレッドパターン がいい。 以前、DEDRAに履かせていたP6000にどことなく似ているパターンである。 これは、ひょっとして6000の廉価版ではないかとも思える。 サイプの曲線は、P-0コンセプトの様に美しい。 さて、よく見るとサイプが結構に深い。 溝が深いのである。 精度のよい計測器がないが、ノギスを充ててみた。 なんと7mmもある。 磨耗が速いのでメーカーは深くしてるのか? 2000のような細かいサイプは ないので、これほど深い溝にしないと排水性は得られないであろう。 初見の所見、、、 2000よりはお勧めであろう。 御値段が同じなんだから、2000を履く理由はどこにも無い。 このクラスのタイヤでは、3000がよさそう・・・

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