今日、紅葉ドライブに行って来て、かえりがけガソリン・スタンドにて いつもように、供給後にGS店員に触らせずに、自分で燃料キャップを 戻した。 で、キャップを締め付けて逆転防止クラッチがカリカリと 言えばOKで、キーをひねって抜けば良い。 キーを抜いた状態では、 逆転防止クラッチは、フリーになり正方向/逆方向どちらにも 回転しなくなる。 キャップが回らないので、これにて防犯になっている。 が、この時は、”逆転防止クラッチのカリカリ”の感触がおかしい。 家に帰り、キャップを調べたら、逆転どころか、キーを抜いても、 フリーにならない。 つまり、蓋としては使命を果たすが、キーを抜いても フリーになってなくて、どっちにも回ってしまう。 これでは、キーがなくても キャップが回り開いてしまう。 防犯にならない。 つまり、壊れてるーう。 困った、自宅以外のところへ駐車できない。 そういえば、故障らしい立派な故障である。 拙車Yでは初めての。 たぶん、逆転防止クラッチのカリカリが壊れたのであろう。 困ったもんだ。 キー付キャップなので、最悪は、ドアーキー、イグニッションキーと同時 全交換の事態に陥る。 こうなれば、巨大費用が必要になる。 もし、全交換を回避するならば、キーを別々に持つ「2キー体制」になって かなり面倒である。 壊れたキャップ・システムを手にして呆然としていた。 が、 いてもたっても居られないので、キャップの解剖を始めた。 これは結構大変であるが、慎重に大胆に臆病に細心の注意で解体に挑んだ。 で、苦労しながらバラす事は出来た。 我ながら、根性ものである。 すると、逆転防止クラッチの主要部品であるスピンドルが破損していた。 破損状況が現象を裏付けしてる。 これ、プラスチック製であり、かかる応力に 耐久できるか疑問である。 設計上のミスに近いと思う。 キャップの構造や故障原因が究明できたが、修理はどうするか。 とりあえず、世紀の発明”アロン・アルファ”にて、破損部品スピンドルを接着し、 スピンドルを押し付けてるバネを交換する。 このバネがきついので、なおさら スピンドルを破損させたと推測する。 で、DIYショップに走りこみ、 軽いバネ(4mmφ)に交換した。 更に、解剖を進めて、キー・シリンダーの摘出手術も試みた。 ここまで来ると、自ら解剖マニアになってきた。 この解体を失敗すると、シリンダーの金属小片がバラバラになり、 シリンダーが駄目になる。 この摘出方法も成功した。 シルンダー摘出できれば、旧シリンダーを新部品に引き継げるので、 恐怖の全交換事態が回避できるかもしれない。 こうして、破損部本を修復し、バネを交換し、組み立てなおして、 応急処置は終了した。 本体の燃料供給口に取り付けると、ばっちり 全機能は回復した。 但し、アロンアルファなので、いつ再度破損するか不安である。 翌日に、A.T.社のK氏に連絡し、相談、部品手配となった。 PS:解体方法については、防犯の考慮もあり、ここでの詳細解説は 省略します。 もしも、同じ事態に陥った方いましたら、 小生まで遠慮なくE-mail下さい。 御説明致します。