【  Y 日記 】

2000-10-10 タイミング・ベルト検診

    イタ車のリスク、それは、いつかある日の忘れてた頃にやってくる、 タイミングベルトのドッカーンっである。 国産車では通常10万キロ保証で、まして自動車メカをじぇんじぇん知らない 無知なドライバーの国民なもんだからオーナーは点検、監視してなくても、 メーカーは10万キロ以前に切れたら大抵は無償で交換してくれる。 が、伊国の車の同ベルトはそんなに寿命がない。 そもそも10万キロ持たせる つもりで設計してないので、日本での現地法人でも保証できてない。 内緒の話しであるが、(じゃしゃべるな!)、某エンジン・メーカーの 某友人がalfa-155を購入したが不安だったので、自分の会社の工場でalfa エンジンのタイミングベルト関係(ベルト、プーリー、テンショナー等)を 交換して改善したら、そのエンジンは10万キロベルトが無交換だったとか、 うわさがある。 だから、本気でFIATも取り組めば出来ることだろう。 自分のYについてきたマニュアルによると、 「タイミング・ベルト チェック 60000Km毎 or 48ヶ月毎」 となっているので、60000まで交換しなくてもチェックだけでよいことになってる。 でも、とにかく不安なので、チェックする事にした。 それは、こうする。 まず、オイル量ゲージの入り口を支えている金具を固定してるネジを 緩める(エンジン本体が座となってるネジ)。 こうすると、タイミングベルト カバーの上部が緩む。 このカバーは下部でもネジで固定されているが、 こっちは、ネジをはずすと入れるのが難しいと判断し、少々緩めるだけにした。 カバー全体がはずせないが、上部は少し開くようになり中を覗ける。 こうして、カバー内部を見ると、いましたいましたTベルトが。 但し、ベルトの外周しか見えない。 で、外周だけの目視検査になる。 見ると、Tベルト外周に異常はない。 もし、ひび割れ等が少し、劣化症状でもあれば、即交換である。 完全に、Tベルトを点検するならば、カバーを完全に取り外さないと できないだろうが、外周検査だけでも、予防保守になるであろう。 PS: 初回 車検報告書(2001--3-11)を参照して下さい。

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