1999-12-05 Waxについて Waxは何でもよくて各人好きなのを使えばよいのであって、 Yだからって、特に指定のWaxはない。 Waxはそれぞれ長所/短所があって、用途に沿ってセレクト しなければならない。 これは、Waxのトレードオフであり、 Waxのパラドックスである。 例えば、 ●コーティングが強く持続性あるWax 短所) 長期にうっ積し水垢の様になる。 ●塗装の輝きを導き出すWax 短所) 大抵は、ポリッシュ成分が入っているので、塗装面を削っている。 ●拭き取り簡単Wax 短所) コーティングが弱く持続性ない。 ●簡単、シャンプーWax 短所) 手で塗らない上、拭き取りをしないのでムラが生じる。 やがて、水垢になる。 ●水で延ばせるWax 短所) 隙間(ドアサッシ、パッキングゴム類)に染み込み、やっかい。 ●拭き取り不要、液体Wax 短所) 溶剤(アルコール系)が多いので、塗装面を溶かしてる。 ここから、持論。 従って、水/液体Wax類は没である。 そして、Waxを白い布で塗り込んだ際に、布に色が着くWaxも恐ろしい。 で、私の場合はどうしてるか言うと、、、 今年の夏にちと塗装を傷めたの(前記 1999-08-07)で、 秋までは、Holtの補修型Waxを使っていた。 これは、顔料染色材が含有されていて、色の修復兼ねてあいるが、 コーティングが弱く、一ヶ月程度しか水をはじかない性能である。 そこで、先週末はフェラーッリ推薦と称するWaxを使ってみた。 S.I.P.A.L. AREXONS Spa. Via C. Poma 41 20129 Milano, Italy 輸入販売SPK(株) DEDRAでも使っていて、そのコーティング持続性はある程度 認識していたので、Yでも使ってみた。 ポリッシュ成分、揮発性成分もほとんどないので、塗装も 劣化させないはずである。 但し、塗る作業の際は、拭き取りを迅速に行わないと、 固着して、拭き取りに苦労する。 特に、夏場は大変である。 塗る始めてる矢先からさっさと固まって、拭き取りに 力が必要になる。 でも、個体化が強いだけに、それだけに持続性は良いと思っている。 これにて、磨き込んで今月開催の”Lncia-LUNCH’99”に臨みましょう。 ¥2,000円弱なので、一つ御試しあれ。。。 PS: ちなみに、このページの画像に写っている小さなビンは、 Waxとはまったく関係なく、Ferrari EAU DE TOILETTE です。 つまり、フェッラーリ・ブランドのオードトワレです。 誕生日祝いに、細君がプレゼントしてくれました。