1999-12-04 オイル交換 ”Winter 仕様” さて、距離も16000Kmを越えたのでボチボチとオイル交換でもするか。 前回が、10000Km時での交換であったので、それから6000Kmも走ってしまった。 伊国車では、3000Kmで交換が"世界の定説"であるが、自車の場合、OLIOの劣化が 極めて少ない。 これに関しては、千葉Y県人会で話し合われた際に、 CVT車に共通の特性で、OLIO汚れが少なく劣化が遅いのである。 そのままに しておけば、10000Kmぐらい持ちそうであったが、冬場に臨んで気温低下に対処し 交換する事にした。 ウィンター・シーズンに合せるには、緩い(粘性の少ない)OLIOをセレクトすれ ば良い。 また、ロングストローク・エンジンということで、同じ特性の DEDRAで冬場に最適だったOLIOを、Yでも、試す事にし決定した。 ● A-gip "Dino Sports"10W-40 SJ/CF これである。 で、いつものYellowHat南柏店に行って、OLIO商品陳列棚の前に立った。 そこに、Dino Sportsはあったが、その上の棚には、 ● A-gip "EURO TECH" 5W-40 SJ 100%SYNTHETIC が、おいてあった。 グレードは似たりよったりで、これもよいが、 レンジの下が、"5W"で、この方が冬場に強そうである。 但し、価格は、DinoよりEUROの方が、1500〜2000円高くなる。 迷ったけど、高価な方がいいものだろうという、愚かな消費者モードで、 EUROをセレクトしてしまった。(約、6K円) で、持ち帰り、早速交換した。 今回は、オイル・フィルターの交換はなし。 但し、”洗い”は実施した。 この洗い用のOLIOと方法に関しては、 1999-07-04中の、「今回のオイルの選定」の項を参照下さい。 (洗い用は、A-gip "Touring Plus"10W-30 SJ) 尚、いままでのOLIOは、6000Km走っているのに、汚れは中程度で、 粘性はまだ充分に保持されていた。 やはり、CVTはエンジン回転を 上げないプログラムである為だと思います。 ひょっとすると、タイミング・ベルトの劣化も少ない見込はあります。 で、交換後の好感度は、どうかというと、、、 全般的に回転が軽やかになって、フリクションが低減した感じ。 それもそのはず、意図的に緩いOLIOをいれたのであるから、あたりまえと言えば 当然。 Coolスタート時でも、セルとエンジンに負担なく始動する。 吹き上がりも軽やかにrpmが上昇するが、低回転域でのトルクの粘りは OLIOの粘りが無い分、細くなった気がする。 ということで、冬場にはこれでいいでしょうが、ちと5W("EURO TECH" 5W-40 SJ 100%SYNTHETIC)では、緩すぎる気がしないでもない。 だから、"Dino Sports"10W-40 SJ/CF でも、充分ではないかと思われる。