【  Y 日記 】

1999-10-30 バッテリー点検 (それと、キー認証動作への影響)

    バッテリー点検と言っても、バッテーリ電解液の液量確認と補充しか できることはない。 他にやることはないのであるが、この液量管理だけでも 素晴らしい効果がある。 以前のUnoではこの点検を毎月行なっていた結果、 新車時のバッテリーが6年間も使用できた実績がある。 バッテリー交換なしで、 6年維持出来れば、どうせバッテリー補充液は\数百円程度のものなので、 保守費用がほとんどかからない。 しかし、困った事にYにおいては、この点検の"やる事"は簡単でも"やり方"が 面倒である。 つまり作業法がちょっと面倒である。 というのは、電解液注入キャップが、バッテリー接続コードにが邪魔されて 開かないのである。 で、問題になるのは、この邪魔なコードをはずして、 作業を実施して、無源無供給の状態になった場合、各種電子回路に影響が でないかである。 というのも、セキュリティ関係でメモリに記憶されてる コードが揮発しないか? しかし、迷っていてもしょうがないので、強行する事にした。 どうせ、 揮発しても、コード・エントリー作業(儀式)をやり直せばいいのだから。 手順は下記。 1) +電極に被さる真赤の電極保護カバーをはずす。    プラスティックはめこみなので、工具は不要。 2) +電極に固定されるターミナルプラグのネジををラチェット・レンチか レンチでゆるめる。 3) +ターミナルを一瞬はずして(無供給状態開始)、ターミナルの角度を 変える。 ターミナルが電解液キャップに被さらない様にする。 4) 急いで、ターミナルを+電極にはめる。(無供給状態終わり) この間(無供給)は、約3秒ぐらい。 5) 電解液キャップを、−ドライバーでこじ開ける。 これ、結構固い。 6) 電解液の液面をチェックして、減少していたら専用液を付け足す。 この時、入れ過ぎに注意。 入れすぎると、後で潮吹きになる。 バッテリー横に、マークがあるがそもそもこれが見にくい。 実際に、中を覗いて電極上1cmぐらいになるようにする。 (バッテリーによって違うので、マークと比較して液面レベルを決める) 7) キャップを戻す。 8) ターミナルを元の角度に戻して、しっかり固定する。 この時に出来れば、接点復活剤を電極(+、−)に塗布する。 CRC-556等は使わず、秋葉原で売ってる電子回路用復活剤がよい。 9) 電極保護カバーを取り付ける。 さて、電源が一瞬に無供給になってるが、電気系統は影響ないか ? まず、キーを挿し込みOn位置にする。 各種ウヲーニング灯はいつもの通り。 Trip計、Odd計もリセットされず、影響無し。 但し、時計は影響があるかないか 不明です。 というのも、3秒間の供給停止なので、それで時刻遅れがあっても、 わずか3秒なので、解りません。 さて、キーをさらに回すと、シュルシュル、ドワーっと、エンジンがめでたく かかりました。 という事で、メモリの揮発はありません。 3秒程度では大丈夫。 でもこれが、数時間、数日、数ヶ月になると、どうなるかは保障できません。 でも考えると、容易に揮発する様では困りますよね。 積算距離計(odd)と、セキュリティ・コード等は保持する義務がありますもんネ。 きっと、電子回路基盤(ボード)には、"メモリ保持専用小型バッテリー"が、 実装されているはずです。 たぶん。 PS:「バッテリー電圧降下時のキー咥え込み現象」 先日、とあるYオーナーの方の投稿で、上記障害の報告がありました。 バッテリー上がり現象で電圧が著しく低下した場合、キーは入るが、 抜けなく現象があります。これは、”往はよいよい帰りはこわい”の 図ですね。 たぶん、入れる際はバネを押し開けるので入るが、 帰りはバネがキーを咥えてるので、抜けないのでしょう。 そもそも、 Y(CVT車)には、キーを咥え込む機能があり、それにてCVTのギャーが ポジションが”P”でないと抜けない様に安全動作してる。 しかし、この機能部品のソレノイド(電磁プランジャー)は電圧降下すると 動作しなくなり、キーを開放しなくなるのであろう。 車は、電気(の管理)で走ります。 PS:正規輸入のalfa-145では、セキュリティー関係を殺してるとの事です。 最近、145を購入した方からの報告です。 145のキーのリモコンの 赤外線(電磁波)周波数が国内のリモコン類に近い為、誤動作の可能性 があるらしい。 で、145では、キーレス・エントリのシステムと、 キーコード認証のシステムは、回路を切ってるらしいです。 確かに、キーレス動作しません。 がはは、、、 並行輸入のYはキーレス使えるもんネ。 並行もんのメリットじゃーーー。 しかし、最近のキーの部品番号(A602)は、145でもY(1999-10-02参照)でも 同じでした。 と言う事は、システムは基本的に同じものなのかもしれない。 と言う事は、Yのシステムでも誤動作の可能性がなきにしもあらず。 へたに人を恐がらせつもりはない。 ですけど、可能性は知っておいた 方がよいのでは、、、

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