【  Y 日記 】

1999-08-18 長距離ドライブの報告

    カミサンの実家が、宮城は古川であり、そこまで帰省しました。 全行程が、850Kmになりました。 My Yにとっては初の本格的 長距離ドライブでした。  高速と長距離の使用下で、気が付いた点を羅列してみました。 ● 燃費 満タン計測を2回出来ました。 計測一回目は、高速道路が3割を占め、他は 国道と田舎道です。 これで、511Km÷36.4L=14.0 でした。 計測2回目は、 高速道路のみで、渋滞なしで、178Km÷10.9L=16.3 でした。 いずれも、 エアコンは100%稼動でした。 エアコンを使っていたにしては、いい燃費と 思います。 高速は、CVTのギャ比と、あの”優れたデザイン”が空力に寄与 してた為、燃費向上したと思われます。 ● エアコンの効きと負荷、アイドルアップ エアコンの効きは抜群で、不足ありませんでした。 炎天下でも、 風量=中、温度調節=強、で充分で、最大にする必要ありません。 さすが、Lanciaでした。でした。 エアコンのアイドル・アップによる、回転数変動はほとんどありません。 従って、運転に悪影響はありません。 これは、電子制御が効いているのでしょう。 ● 高速での静粛性 これも問題なし。 ここからは仮定で話します(最近、国会で傍受法が可決し、 プロバイダーに官憲の盗聴が入る可能性あるので)。 もし、110Km/Hで走行するなら エンジン音も気にならないレベル。 そして、130Km/Hで巡航すると、エンジン音が 入ってきます。 でも、同乗者とふつうの声で話せるレベルです。 ● オーバー・ヒート まったく、問題なし。 常時、温度計の針は3時角度を指したまま。 でも、高速で長い坂をLowホールドで走った際は、若干、若干上がりました。 ● シートの疲労度 長距離でも、疲れません。 Alcantaraのこしの強い材質と、シート形状が いいのでしょう。 ● 高速巡航性能 もし、130Km/Hで巡航しても、Yは平気でどこまでも 走ります。 ”巡航”とは、無理して、ガナリながら、アクセル底で、こわごわと 限界近くで走るという事ではありません。 和国のこのクラスの車では、 130Km/Hは余裕ない巡航になるでしょう。 Yは、もし130Km/Hを出しても、 3000rpmなので、エンジンもがなりません。 ● 高速安定性 安定してます。 欧州車の常で高速になればなるほど車が沈むようになり 路面に張り付きます。 和国車の様なフワフワは生じません。 この美点は、 歴代所有のイタ車、Ritmo、Uno、DEDRAから共通してました。 高速時の、パワー・ステアリングの重さも適度です。 高速でのレーン・チェンジもスムーズで、急激に行っても”オツリ”の 挙動が皆無です。 ここらへん、サスの硬さが適切だからでしょう。 ● 耐横風 これも問題なし。 常磐高速は、日立付近で短いトンネルが断続します。 ここでは、前を走る1Box車がトンネル出た直後に、横風でフラッと流れますが、 Yは、横風なんか無きがごとくに直進キープします。 ● 高速からのブレーキ性能 渋滞で、これ試す機会なし。 ●耐車酔い性能 帰省先田舎で峠を60〜70Km/Hでタイヤが少々泣きながら1時間駆け巡りましたが、 同乗させてた車に弱い甥子は車酔いしませんでした。 次の日に、その甥子はわずか3Kmの距離を豊田クラウンに乗っただけで、 酔ってました。 その男の子曰く、「オジサンの車でドライブ行こう。 タイヤがキーキー言って面白い」と、評価された。 やはり、ローリングないセッティングが子供を安心させるのでしょう。 たとえ、リアがスライド気味のコーナリング速度であっても。 さすが、ラリーのLanciaでした。でした。 帰りは、国道6号を海づたい(小名浜等)に帰ってきました。



return to "Y"の目次