【  Y 日記 】

1999-08-07 愕然! 傷ついた塗装

    先日は、北海道の美瑛町にある先祖の墓に御参りに行って来ました。 Yで行く程の根性もないので、現地でレンタカーに乗り、久しぶりに右手で ウインカーを操作して十勝岳の裾野を制限速度のXX倍で駆け回りました。 で、実は購入してからYに乗らない週末は初めてになりました。 蝦夷から帰還して、洗車を始めました。 とすると、 ボンネット上に、引っ掻きき傷の様な跡が3点あるではないか。 当家のネコ(”ヤマト”と命名。 でも、宅急便とは関係無い)が、Yの上に 登る時に着けた傷か思って、一応念入りに水洗いした。 でも、でも、でも、 消えない。 洗うと、傷が更に明確になってしまうでは ないか。 カミサンを読んで、容疑猫ヤマトの捜索、逮捕命令を発令したら、 カミサン曰く「あれは、鳥の(Torino)糞なのよ。 わたしがこすって        落としておいたけど、まだ残っているの ?」 Yオーナー 「残っているもなにも、、、塗装まで落としているゾお」 カミサン  「もちろん、フンを落とす時は予かじめ水を浸して、柔らかくしたのよ」 激怒中の僕 「ちゃーーんと、下痢便にしたのか ?」 カミサン  「柔らかくしたけど、こびれ着いていたので布でこすったノ」 落胆オーナ 「それだ、こすった時にフンの中に砂か何かあったんダア」 確かに、北海道でも例年にない酷暑であり関東地方なんぞは炎天下に ボンネットはフライパン状態だったらしい。 それで、トリノ糞が 硬化して、まるで陶器になったんだろう。 塗装色はランチャ・ブルーで、 濃い色なので表面温度は想像以上にフライパンであろう。 彼女は、こびれついたフンをひつようにこすったらしい。 Waxの被膜があれば、塗装とトリノ糞が溶け合って宥着する事もない。 購入した時から、外装はしっかり水をはじいていたので、何かコーティング処理か 強力Waxが現在まで効いていたと思っていたが、それも劣化してたようだ。 急いで、ホルツの補修Waxを購入して、直射日光を避け日陰ができる夕方まで待って それから補修Wax塗り込むが、傷は非情にも消えない。 そもそも、この補修剤はあまり使いたくない。 というのは、この補修剤には、 顔料が入っているので、塗った際に色斑(むら)を起こす恐れがあった。 塗って見ると、ある角度から観察すると、しっかり斑ができてるではないか! でも、しょうがない。 作業はモクモクと進む。 ルーフ、ボンネットは 二度塗りをした。 翌日、観ると、そのひっかき傷は多少はめだたなくなった。 補修にはなったようだ。 やはり、日本のフン環境に適応してない塗装であるのか? トリノ生まれのトリノ・フンに弱いクルマ。  そう云えば、、Yは南イタリアの工場のような気が 、、、



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