【  Y 日記 】

1999-07-24 エンジン温度管理

    これは、車によってかなり差がある。 車によって、温度変動の大きいものと、定温であるものとがある。 Unoは運転中に結構に変動があり、85度から100度の間を数分周期で上下していた。 渋滞などで停止が多いと温度が上昇し、100度手前で電動ファンが動き出す。 ゴーワーーという小型車にあるまじき巨大な音でファンが回転し、わずか 20秒で止まる。 で、ものの1分たたないうちに、またファンが回り始める。 頻繁に短い間隔でファンが、起動/停止を繰り返す。 ので、心配になり ディーラー(売り逃げした、サミット・モーター社)に問合したら、 それで良いとの回答。 でも、こんなに頻繁にon/offを繰り返していたら、 電動ファンのリレーが壊れるのではないかと心配してた。 昔乗っていた、RX-7は温度管理が徹底していて、温度計が微動だにしなかった。 ロータリーは熱効率がいいので逆に温度によって出力が正直に作用される。 冬場に暖気運転しないでエンジン温度が低いとほんと馬力がでない。 そして、徐々に上昇するとそれに比例して力が出て来る。 だから、温度を一定にして出力を安定させる必要がある。 しかし、 内部のローター自体(シリンダー内の、おむすび)を冷やすのはレシプロと 勝手が違い、むずかしい。 MAZDAは、レースの経験をフィードバックして、 エンジン・オイルで冷却する方法を実現した。 DEDRAはどうかというと、これも変動あり。 でも、Uno程ではなかった。 小幅な変動であるが、問題は電動ファンの消費電流の大きさである。 このモーターがonになると、電力が急激に吸い込まれて、一瞬ランプ類が 暗くなり、装備されていた電圧メータに目をやるとガクンと針がさがる。 そして結構長いこと回って、電動ファンが止まると、しっかり温度は下がっている。 それで、次回までは割と長い。 Yも、このDEDRAに近い動作であり、割と長い周期で電動ファンがon/offしてる。 で、長い周期で温度変動をしていると思いきや、ほとんど温度計は動かない。 Yはエンジン温度の変動が少ない方である。 計器パネルの温度計は、午後3時を 指したまま、ほとんど動かない。 エアコンが動作中でも温度に影響はない。 これは、好感を持てる点である。 あとは、冬場で高速で飛ばした時に、オーバー・クールにならないか観察が 必要であろう。



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