【  Y 日記 】

1999-06-27 Yの禁止事項

    Yに限った事でないが、避けた方がよい操作がある。 これは、イタ車、それだけでなく信頼性があると思い込んでる独車も含めて、 欧州車全般に言えることだろう。 つまり、下記の点に注意すれば、車の ”もち”が、違うのである。 今からでも、是非御配慮下さい。 ●ステアリングの据え切りはしない。 停まったままで、ハンドルを回さない事。 車庫入れ、切り返しの際であっても、 1cmでもいいから車を動かしながら切る事。 そして、ステアリングを最後まで 回し切ってそれ以上回らないところで、力を加えない事。 できれば、最後まで ハンドルが行かないように直前でやめる。 様に気持ちだけでも心がける。 ニホンジン得意の、ステアリングに手の平あててくるくる回す、あのやりかた。 これもやめましょう。 そんなのを得意になってやる人はフォークリフトでも 運転して下さい。 だれも誉めません。 ●暖気運転はすべき 最近の車のエンジンはこれは不要であると言われるが、最近のエンジンも原理、基本は 半世紀前と同じ。 暖気は施行しましょう。理由は述べるまでもない。 まして、オートマ(通常オートマ、CVTどちらも)は特に暖気は必要である。 それは、暖気運転が終わらず回転のたかいままでギャーをつなぐと、ショックが 大きくオートマの寿命を縮めるため。 暖気は、長時間する必要はなく、スローが安定した時点、温度計が振れ始めた時点 で、済んだものとしましょう。 ●窓を半開けは避けましょう パワー・ウンドウの駆動レギュレータが弱いです。 構造は、パンタグラフ式でなく イタ車は、スキュリュー式が多いからで、これですとレギュレータの狭い部分に 負荷が集中して痛み易いですます。 腕を、窓ガラスに肘かけて運転なんて、 言語同断です。 それから、窓ガラス半開きのままでドアの開けたり閉めたりは やめましょう。 閉めた時のショックで、ガラスがレギュレータからはじゅれて、 ドアー内に落ちる事があります。 最悪は、落ちたガラスが割れた報告も 聞いてます。 ですから、窓は全開か、全閉のどちらかの2値のみです。 デジタルの世界です。 ●エンジンを止める時は、電気系は全てoffにしてから これは、再起動する際の突入電流がすごくて、アルタネータ、リレー、各接点を 痛めるからです。 ですから、車を離れる時は、電装系を全てoffに しましょう。 エアコン等は、温度調整を最低(最低温度ではない)にしてから 切りましょう。 ●川崎太師の御守りを貼ってはいけません 先日、川崎太師の交通安全御守りを貼ったジャガーXJを見ました。 これは、”じゃがーいも”になります。 もし、イタ車に貼ったら、 カトリック文化圏への冒涜になります。 あまりのオヤジ嗜好に 後続車が唖然としてオカマをほる恐れあり。 ●イタ車をナンパの道具にしてはなりません Ritmoの頃、会社の若い女性を誘って青山でイタ飯をいっしょしましたが、 道中でエアコンがトラブって、灼熱Ritmoになりました。 翌日に彼女に言われました、「昨日のドレスから塩が取れましたわヨ」と。 それ以来しばらくは私の誘いに乗ってくれませんでした。



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