視界は大旨良好である。

前方視界は、この特異なデザインのせいで、スラントしてて隅が見えないが、
ショート・デッキなので、前方先端は勘でだいたい解る。　不安はない。

サイドもデザインのせいで、膨らみがあって、すれ違い時に車幅の大きさに
留意がいるが、ドアー・ミラーを触覚にみたてて徐行すれば、問題無い。



斜め後方視界については、ドアー・ミラーに死角がないので不安無い。
ドアー・ミラー鏡面は、若干に凸カーブが与えられているようだ。　これが、
平面だと死角が発生してしまう。　Uno、DEDRAのいずれも、自分で補助鏡を
ドアー・ミラーに装着していた（左だけ）。　　Ｙでは不要。

後方視界も問題無いが、１つの弱点は、リアのヘッド・レストレイントが大きいので
視界を邪魔する部分が生じる。　このクラスにしては、実にしっかりした
本格的で高級感のあるレストが装着されている。　しかも、レストは中空タイプ
でないので、結構の面積が塞がれる。　しかし、問題になるレベルでない。
小さな車に乗る人は、頭が小さい訳でないので、手を抜かない限り、
レストは相対的に大きくなる。　豪華なレストである。　スエードの高級枕。
もし、ツーショットで乗るならば、マクラは取ってしまってよいだろう。



それから、右斜め後方の視界確保に、ワイドミラーをオリジナルのルームミラーに
被せるのを推奨します。