【  Y 日記 】

1999-05-23 覆面パトカー

    本日は、茨城県鹿島に行って来た。 距離はあるが、裏道で渋滞の避けれる道を捜したので、 海を見に行くドライブには最適である。 で、帰りに国道51号を走っていて、この道は来潮を抜けると、道幅が急に ひろがり、とばすに気持ちいい状況になるところがある。 それで、ここに差しかかる直前に路地から、当方に合せたかのように 白いクラウンが進入してきた。 そして、グループの先頭を走る自車Yの前に ペース・カーのようにふさっがった。 もしかしたら? の予感を生じたので、その車のナンバーを見たが、88番の 特殊番号でもないし、ひらがな部分も特殊と思えない。 しかし、 トランクには一昔前の古いアンテナ取付けてある。 しかも、クラウンにしては、 キンキラ修飾がなくて、どノーマルである。 男であるが、女の勘で、とにかく怪しいくるまという悪寒はする。 ペース・カーの様に、遅く邪魔だが、ぐっと我慢して追い越さずに後続した。 やがて、僕の2台うしろのシーマが追越車線に出て、加速して来た。 直後に、数台がシーマに続いた。 それでは、、、ということで、僕も 追越車線にレーンチェンジした。 その時でした。 前方の白クラウンのルーフで赤色回転灯が輝き始めたのは。 数百m行った地点で、シーマと赤頭の白クラウンは路肩に止まった。 フー、、、危なかったア。 怪しいと感じていても、もし以前のDEDRAならば私は躊躇なく率先して 加速してたでしょう。 追越しをためらった理由は、CVT−Yの加速が 単調で、ドラマ性がないからその気にならなかったです。 CVTに救われた僕でした。 明らかに狙ってきた白いクラウンのことや、 一般道でも自動速度取締装置はあるし、先日は国道6号で移動式カメラを備えた 特殊車を目撃した事もあり、もはや、この国では”安心して”とばせるところは無い。 もう、この国では100PS以上の乗用車は意味がないだろう。 潤うのは、メーカーだけでしょう。 彼の地イタリアでは、郊外の国道では90Km/HまでOKである。 たとえ、私がV6の156を手に入れようとも、彼の地でないかぎり"アルファとして"は 乗れないでしょう。



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