【  Y 日記 】

1999-04-20 茨城県 一周 ドライブ

    イタリアのビジネス・エクゼクティブ(つまりボジネスマン)は、 仕事相手の人物を評価するに、次の要素で判断するとの事です。 (トリノ等、北イタリアでの傾向) 1) 着こなし 2) 会話内容 3) 乗ってる車 4) 組織(名刺の企業名、肩書き) どの企業に居るかなんて、最後であり比重が低い。 元来、国家組織からして脆弱で、企業の力も頼りない国で、そして ゲルマン系、アングロサクソン系とも異なる個人主義の国民性なので、 会った人の名刺なんぞたいして、差し出した人の信用に寄与してないのであろう。 3)なんて、いかにもこの国らしい。 1)もそうだけど。 娘が、両親に結婚したいと申し入れした場合、親は娘に尋問する。 「カレシィは、どんな車に乗ってるか」 ? 一般的には、FIATは普通の人(パンピー、大衆)、alfaは遊び人、 Lanciaは堅い人、と見極めるらしい。 クルマで評価されるのだから、 自分のクルマを決める際に充分に苦悩するなんて事になる。 で、私は何が言いたいのか、、、 生活、仕事の中にクルマの要素が大きな位置を占めているのである。 で、この日は、仕事をおっぽりだし休暇(振替休暇なので正当な権利)を 取って、終日ドライブに出た。 まだまだ、走り込みが足りない気がしていたせいもある。。 たまたま、息子が休みなので同乗させた。 ほとんど寝ずに起きていたが、 途中で、渋滞するとPHSのP-mailでオトモダチと通信ごっこしてた。 柏 → 筑波 → 笠間 → 茂木ツインリンク → 水戸 → 大洗 → 土浦 → 柏 そもそも、”ツインリンク詣”が目的だったが、入場するだけに大金が 必要なので止めて、県内を回ってきた。 すべて、一般道で300Kmを越えた。 さすがに帰宅すると疲れていた。 以前の筑波山越え時より、エンジンの”あたり”(調教)がすすんでいて、 1200ccにしては、力強く登頂していた。 それと、このCVTは結構にエンジンブレーキが効く。 もちろん、Low ポジションにしなければならないが、遊星オートマ式の2-nd.程度に近い 制動がありそうである。 下山も楽であった。 こうして、走り込んで調教は進むし、くせも解ってくる日々である。



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