【  Y 日記 】

2000-03-19 オイル交換、その3

    さて、季節も変わる(冬→春)ことだし、距離も前回オイル交換から5000Kmも 走ったし、そろそろ交換の時期がやってきた。 で、今回のオイル選定会議はどう進めるか。 まず、季節の点、 夏に向かうので、オイルの粘性は上げて切れないようにしなければならない。 特に、現在つまり冬に合わせて入れた、前回のOLIOに関して、、、 ● 16200Km : Oil交換Agip"EURO TECH" 5W-40 SJ 100%SYNTHETIC \6000(4L) これは、下が5なのでかなり緩い。 その効果あって、狙い通りに、厳寒時でも エンジンの始動性はよかった。 そして、オイルの抵抗が低い為にピストン滑らかで 加速、回転上昇が素晴らしかった。 でも、その反面(エンジンの中を観察できる 訳ないが)何となく、オイル膜が切れてピストンがシリンダーに直接にあたってる 様な感触が伝わってきたものである。 で、今度は、夏に向け膜切れ対策を熟考して、同じA-gipの下記にした。 ● 20500Km : Oil交換Agip"EURO Racing" 10W-50 SJ 100%SYNTHETIC \6000(4L) しかし、去年の夏前に入れた、 ● 10400Km : Oil交換Agip"Dino Formula"15W-50 SJ/CD という手もあったが、値段があまり変わらない状況で、下が10の方がワイドレンジ なので、結局"EURO Racing"にした。 ちなみに、フェラッリを真似てTHINT2000という 選択肢もあったが、やっぱり高価。 やーめた。 で、購入しオイル交換作業に入る。 いつもの手順であるが、今回は下に潜って オイルパンをみたところ、そのオイルパンの低面が水平でない事に気が付いた。 しかも、前方の方が低いのである。 こまった、、、 コックは後方である。 つまり、後方のコックからオイルを落としても、オイルは前方の低い方に若干なりとも 残留するという事である。 それではと、対策として前輪を持ち上げてエンジン傾きを 後方傾斜にする事にした。 で、半厚のレンガに前輪の乗せた。 これで、ボディーは 前上がりになるはずである。 古いオイルは極力残したくない努力である。 さて、交換後の結果、フィーリングはどうであろうかと、報告すると。 狙い通りに効果は的中しました。 ・ エンジン始動性は "EURO TECH"とほぼ同等。 ・ オイルの粘性抵抗も少なく吹き上がり良く"EURO TECH"なみ。 ・ それでありながら、オイル切れの感触は少ない。 結局、"EURO TECH" と、"Dino Formula" の長所を同時実現したようなものであった。 ちなみに、EURO Racing では、下記のキャッチフレーズがカタログに記されている。 ・ポリαオレフィン、ポリオールエステル 配合 ・高粘度指数 ・高油膜特性 ・確実な潤滑 一方の、旧オイルの EURO TECH は、下記である。 ・ポリαオレフィン、ポリオールエステル 配合 ・低粘度 ・高回転域での熱安定性

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